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DLPFC

 投稿者:一休さん  投稿日:2018年 7月 6日(金)21時05分12秒
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  DLPFC あまり聞きなれないキーワードではないでしょうか。でも脳を勉強している人達にとっては大事な脳のエリアなのです。そのDLPFC は私達人類の救世主なのかもしれないのです。脳は問題やトラブルを作り出すところであると同時に、問題を解決するところでもあるのです。全ての事が脳に起因し脳がその解決法を知っているとも言えるのです。



DLPFC(背外側前頭前野)の機能というか、役目は以下のようなものです

①判断、意欲、興味をつかさどる

 この機能が低下すると、活力を失い、やる気がなくなる

②扁桃体(へんとう体)のバランスを整える

 扁桃体(へんとう体)は、不安、悲しみ、自己嫌悪、恐怖などの感情をつかさどる。(DLPFCは扁桃体の正常な活動を制御しています)この機能が低下すると、これらの色々な感情が強く出てしまいます。

③痛みを制御する

 幻痛(まぼろしの痛み)を制御し、痛みを減少させ、ついには痛みを無くしてしまう

 痛みの興奮を抑える役目があると考えられます。



うつ病患者の場合、脳の状態は、以下のようなことが報告されています。

1)DLPFCの活動が弱り判断力や意欲が低下

2)扁桃体が過剰に活動、不安・恐怖・悲しみが止まらない

脳の活性化つまり血液量の変化を見てみると、健康な人の場合は言葉を考えると脳がすぐに活発になり血液量は増えますが、うつ病患者の場合、DLPFCの働きが悪いため血液量がほとんど増えないのです。また双極性障害(そううつ病)患者の場合、血液量はゆっくり上昇します。統合失調症患者の場合、血液量は不規則に上下するのが特徴です





さらに、もう一つの方法として認知行動療法というものがあります。

・認知行動療法(認知療法)というのは、脳の認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知とは、物事の受け取り方や考え方という意味です。私たちはストレスを感じると、悲観的に考えがちになって自らが問題を解決できないこころの状態に追い込んでしまうことがあります。認知療法では、そうした色々な考え方のバランスを取って、ストレスと上手に対応できる正常なこころの状態を作っていこうというものです



私達の体の中には、病気や怪我に対応する機能が用意されていて、その力(自然治癒)によってほとんどの病や傷跡さえも無くなってしまうとも言われているのです。勿論、その前提として自然治癒ができる健康な体を日頃から作り上げていく必要があると言われています。



では、DLPFCを正常に保つにはどうしたらいいのでしょうか。一つの解決法とは、

「やるべきことを直ぐにやってしまう。つまり先延ばししない」というものです。

「こんな簡単なこと?」とおっしゃる人もいます。でも実際にやるべきことを先延ばししないで直ぐにやれてしまう人は少ないのです。私達は何らかの理由をつけてなんとか先延ばししようと殆どの人が考えているのです。これを人間の性(サガ)と表現する人もいます。



知人の精神科医は「うつのようにメンタル面で問題のある人達の殆どが自らの考えや他の人つまり環境の影響を受けている」と言います。「脳そのものに問題があると考えられる統合失調症等の人達はそんなに多くない」そうです。



「メンタル面の不調はまず自分で治すことが大事」と言っています。それでも問題が解決しない場合、精神科医と相談して何らかの方法、例えば認知行動療法などによって直すことを考え、「向精神薬の利用は最後の手段である」とも言っているのです。



精神科医であっても「薬の使用はかなり難しい」と言っているのです。儲かることだけを考えている医者の場合は薬を多用するかもしれません。その方が儲かるようになっているからです。精神科医が言っているのは「まず自らが自分の病気に向き合い、直そうとする気持ちが大事である」なのです。「自らが直そうと思っていない患者に、いくら高価な薬を与えたとしても、完治することは望めないだろう」とも言ってました。



DLPFCは強いストレス等があると、その機能を失ってしまいます。こころを正常な状態(平穏)に保つことは大事なことなのです。そして笑うことはとても大事なことです。作り笑いでも効果があるのです。脳はやっぱり不思議です。


楽しい目的を持つときも、ドーパミンが出てDLPFCが活性化するそうです。日常生活を楽しく送り、時々は好きな本を読み、余計なことに気を向けず、注意をやるべきことに集中することが大事です。





 
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