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世の中、確実に進歩している

 投稿者:斎藤  投稿日:2021年 7月18日(日)18時39分54秒
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  私が無為療法を始めた頃、20年弱前になるが、あの頃は不安を説明するのに抗鬱剤、
SSRI、セロトニン一辺倒であった。何が何でもそんな簡単な話ではないだろうと
私は思っていた。そしてそのようになり、今はセロトニンを研究する論文が殆どなくなり、
プロザックもあまり聞かない。

そう言えば、30年前に流行った右脳左脳の説明も最近はトンと聞かない。
森田療法も殆ど忘れ去られたし、フロイト、精神分析なんてインチキとして
誰も相手にしない。これは良い傾向なのです。

科学は分からないものは分からないとして、口を塞ぐのです。
私の信頼するアメリカ国立精神衛生研究所のホームページを訪れても、
新しいことは何も書いてない。

そんな折も折、サイエンス・デイリーに扁桃体に関する新しい発表があった。
今まで扁桃体は恐怖反応のハブと考えられていたが、一歩踏み込んで
恐怖の抑制の役割をしていると発表している。扁桃体の中で構成される
神経回路が恐怖を抑制しているらしい。ここの活動を停止させると
恐怖がよみがえるのが動物実験で確認された。
まあ、これからが長い研究であるが、より神経症のルーツに迫った
研究であり、我々に希望を与える。

神経症の脳は生物学的に問題を抱えている。実際恐怖が暴走している分けです。
この暴走を止めれば良い分けで、斎藤の場合、神経症者に比べれば雲泥の差で
暴走阻止に成功している。
 
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