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心が健康な時は掃除、洗濯等、日常の雑用開始に当たって
面倒と思う事はあっても悲劇的予想、あるいはこの先
動きっぱなしになるかの人生終末予想はないのに対して、
強迫観念が襲った状態では、動く空しさが強烈に
襲ってくる。この力は恐ろしく強く、大抵の神経症者は
へなへなと座りこむ。
こんな時にちょっと大変だが、強迫観念に抗して動きを
止めないで1時間、2時間動く事です。しばらくすると
強迫観念の力が減り始め、気が付いたら手足だけが
動いているのに気付くはずです。
コツは動きに意味を発見するなです。
空しくてもあほらしくても動くのです。
意味は後からやってくる。
健康世界とは楽しい世界で、別に意味づけをしないで
日常の雑務を次々とこなしている。
やるべきをやるなんて、神経症で頭がおかしくなっている
人の言葉ではないか。
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