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我々神経症者の脳は、どうも重大な欠陥脳であるのは間違いない。
不安が暴走し易く、一旦暴走が始まると永久に止まらない。
どう努力しても、努力をすればするほど暴走は速度を増し、最後は
引きこもりか精神病院に入院と言う事になる。
原因は構造的欠陥か、神経伝達物質の障害か、今科学者は真剣に
研究しているが答えが出るのは後100年後だろう。
ただ、斎藤が発見したのは、動きが脳の暴走の抑止力になると
言うことだ。斎藤とても一度脳が暴走したらもう止める手立てはない。
唯一ブレーキの役目をしたのは、雑用であった。
このホームページを開始した今から25年前から、無為療法は雑用療法でもあった。
でも斎藤があまり治り過ぎて雑用の価値を一時忘れたことがあったが、
最近再度雑用の効用を再発見している。
動きは、暴走した脳のギヤーを外してニュートラルに入れる効果が
ある。疑うなら読者各人試したらよい。
不安で発狂状態の人でも、動き始めた瞬間に何か手ごたえを感じるでしょう。
不安からの解放手段の模索が消えているはずだ。何か別の事を考えている分けで。
これが健康世界なのです。飛び上がる事もない。眠りに入る瞬間に
似ていて、フッと別の世界に入るだけだ。?
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